ドラマ『リバース』の主題歌を歌っているシェネルさんの『destiny』。藤原竜也さん、玉森裕太さん、戸田恵梨香が主演のミステリー・ドラマです!!
さて、この歌の歌詞の意味は一体どんなものでしょうか?
親友を殺したのは一体誰なのか?
『リバース』は、“イヤミス”(読んでイヤな気分になるミステリー)の女王と言われる湊かなえさん原作のドラマです。
このドラマの見どころは、彼女の自著はじめての男性が主人公の長編作となります。
1年前、大学のゼミ旅行中に事故が起こり、一人の仲間が亡くなります。
人生ではじめて自分の身に起こる親友の死。
仲間たちと秘密を共有していきます。
そして、自分を人殺しだと糾弾する脅迫状が送られてきます。
親友は本当に事故死だったのか?
親友は自分のことをどう思っていたのか?
男同士の友情と確執を、男性俳優たちが演じていきます。
本作では、事故の真相・登場人物たちの友情や絆、偽りと真実、赦しと葛藤を反転(REVERSE)・再生(REBIRTH)させながら物語が展開していきます。
シェネルさんのコメント
私たちの誰もが生きていく中でも、その良し悪しは別として “運命” と呼びたくなるような、そういうふとした瞬間があるものです。『リバース』では、交錯する想いのなか、人は出逢い、そして惹かれあう、それもまさに“運命”です。そういったテーマを歌った「Destiny」をドラマと共に聴いて頂けるとうれしい限りです。
出典: http://www.tbs.co.jp/reverse_tbs/music/
シェネルさんのカバー動画ですが、歌詞が表示されます。
歌詞の意味① 深瀬の後悔
『リバース』の主人公は、深瀬役の藤原竜也さん。深瀬は、10年前のスノボ旅行で親友の広沢役・小池徹平を事故で亡くしてしまいます。
10年前の広沢の死に関して、深瀬にはある後悔がありました。広沢は飲酒運転中に事故を起こしてしまうんです。
深瀬は飲酒を知っていながら広沢を止めることができなかったのです。
飲酒運転のことは、警察にも広沢の両親にも伝えてありません。
深瀬はそのことを10年間ずっと後悔し続けています。
この深瀬の「後悔」が、主題歌「Destiny」に込められているのだと思います。
嘘で守れる真実なんて、真実じゃないことを
罪と罰 愛の定義さえ 人が決めるものよ
引用:シェネル「Destiny」
歌詞の意味② 「運命の愛」の歌
通り過ぎた時間だけをただ懐かしむのは好きじゃない
夢みていた未来たちと違う景色を見て 違う人愛した
それでもまだ運命(さだめ)を信じてる
今でも信じてる
引用:シェネル「Destiny」
運命とは?
深瀬たちにに告発文を送った犯人が関係しています。
告発文を送った犯人は、深瀬の彼女・美穂子(戸田恵梨香)なのです。
美穂子は10年前に死んだ広沢(小池徹平)の元彼女です。
広沢の死を忘れたように、美穂子は、平凡に暮らす深瀬たちを許せませんでした。
そこで、嫌がらせで深瀬たちに告発文を送りつけたのです。
美穂子は、広沢の元彼女であり、現在は、深瀬の彼女です。
彼女は、運命を信じている・・・
でも、違う人を愛した・・・
主題歌「Destiny」の歌詞は、美穂子のことを歌ってるのではないでしょうか?
シェネルさんは、こう語っています。
『DESTINY』は、
今回のドラマにはぴったりのタイトルだと思います。
様々な人の思いが交錯する物語は、藤原さんと戸田さんが演じる役柄が出会い惹かれ合いながらも、正に運命的なものを感じます。
そういう意味でも、この曲のタイトルは、今回のドラマにぴったりだと思いました。
音楽的にもスリルを感じさせるサウンドは、『リバース』ならではのサスペンス、ミステリーや秘密をうまく表現していると思います。