映画 『この世界の片隅に』 が異例のヒットを飛ばしている。
広島と呉の街に生きる主人公すずたちの、戦中、戦後の日常を描いた作品です。
この映画の原作は、広島出身の漫画家、こうの史代さん(48)。綿密なリサーチを繰り返し、現地調査とヒアリングを行い、当時の広島の状況をリアルに表現しました。監督は、片渕須直さん。二人は以前NHK 『花は咲く』 アニメーションでタッグを組んだことがあります。
このアニメーション映画が上映されてから1か月が経ちます。封切当初は63館の上映でしたが、SNSなどで人気が広がり、4週連続で観客動員数が増えています。公開中の作品の動員数は、1週目が10位でしたが、4週目には4位にランクインしました。11日現在で43万人以上が鑑賞し、興行収入は6億円近くになりました。
これが予告編動画です。
こちらは特報。
あらすじ
18歳になった主人公の女性・すず。その彼女に突然縁談話が持ち上がります。どうしてよいものか解らないまま、1944年(昭和19年)2月に、呉にお嫁に行くこととなりました。呉は当時、戦艦大和を建造した軍港の街です。沢山の人が工場で働き、街は活気がありました。すずは、海軍勤務の文官・北條周作の妻となり、新しい生活がスタートします。
配給物資がだんだんと減っていき、生活は困窮していきますが、すずさんは毎日の生活を充実させるために工夫をこらしていきます。明るい食卓を心がけたり、衣服を作り直したり、すずさんの趣味である絵を描いたりしながら、毎日が過ぎていました。
1945(昭和20)年3月、呉は激しい空襲に遭います。すずさんが大事にしてきたものが、突如として失われていきます。それでも、すずさんの人生は続いていきます。
この映画は、クラウドファンディングにより制作されました。
クラウドファンディングとは、映画に共感した人がお金を寄付し、その寄付で映画が製作されます。この映画では、3,374名の方から支援をいただき、39,121,920円の資金が集まったそうです。2015年3月9日に開始されたクラウドファンディング。この映画が観たい!という人たちに支えられ、目標としていた2000万円をファンディングを開始してから8日と15時間で達成しました。当時、国内のクラウドファンディング映画としては、最高額を達成しました。
まとめ
感動した!という感想が多数・・
この映画を見てとにかく感動したという方が多いです。
すずさんの声を演じたのが、女優・のんさん。以前は能年玲奈という芸名で活躍されてました。
のんさんの声が、すずさんそのもので、のんさん以外の誰も真似できないなどのツイートが沢山ありました。
すずさんの姿に笑い、涙し、
感動でいっぱい・・
今も心がふるえています・・
胸いっぱい・・
傑作の余韻に何度も涙しそうになりながら昼飯を平らげ・・
そのコメントを見ているだけで、私の涙腺も緩んでしまうほどです。
感動の一作品です。私も早く劇場に足を運びたいと思います。