乳がんの撲滅を目指し、日々乳がん患者の治療に当たっている乳腺外科医の大野真司さん。一番の使命は明日の医療を作ること!日々、医療現場で活動されています。
☆ 1958年 福岡県生まれ。
☆ 1984年 九州大学医学部卒業
☆ 1984年 九州大学医学部附属病院医員 (第2外科)
☆ 1986年 米テキサス大学腫瘍学研究員。
☆ 1993年 九州大学医学部附属病院助手 (第2外科)
☆ 1997年 九州大学医学部附属病院助手併任講師(第2外科)
☆ 2000年 国立病院九州がんセンター乳腺科部長
☆ 2014 年 国立病院機構九州がんセンター臨床研究センター長
☆ 15年4月より公益財団法人がん研究会有明病院の院長補佐・乳腺センター長を務めています。
☆ LINK:がん研有明病院
☆ 乳がんの早期発見の重要性をはじめ、サバイバーシップの支援など積極的に啓発活動を展開。
☆ 番組取材ディレクター曰く「出世欲も余り無さそうな大野さんですが、なるべき人が、なるべきポジションに就き、縦横無尽にその力を発揮していると言うかたです」
☆ 忙しい中でも離れて暮らす家族に頻繁にLINEを送るなど“良いお父さん”としての一面があります。
☆ 優しく温かいドクターとして評判なのだそうです。
☆ 日本各地で講演会を行っています。
☆ 年間1000件以上という日本一の手術症例数があります。
☆ 放射線療法、抗がん剤、分子標的治療薬、ホルモン剤などから、患者一人一人に最適な治療を選択し、高度なチーム医療で病気と取り組んでいます。
☆ 大野先生は、「患者と家族の満足」を医療のゴールと捉えています。その理念のもとに、全スタッフが力を合わせる「チーム医療」を大切にしています。
☆ 著書
☆ 『外科医が修得すべき 乳がん手術』(2011年メジカルビュー社)amazonでみる⇒
☆ 『明日から役立つ乳がんチーム医療ガイド』(2007年 金原出版)amazonでみる⇒
日本人女性がかかる「がん」の圧倒的第1位なのが「乳がん」です。
年間約9万人が罹患し、全日本人女性の11人に1人がかかる病と言われてます。
その乳がん医療を専門とする東京の「がん研究会有明病院・乳腺センター」でセンター長を務めているのが乳腺外科医の大野真司さんです。
自身の役割を「野球で例えると、選手でもなく、監督でもなく、ゼネラルマネージャーのようなもの」という大野さんですが、年間1000件以上という日本一の手術症例数を持ち、放射線療法・抗がん剤・分子標的治療薬・ホルモン剤などから患者一人一人に最適の治療を選択し高度なチーム医療を実践する乳腺センターでは「要」のような存在です。
また、治療を終えた患者がその後の人生をどう生きていくかという“サバイバーシップ”を重視する大野さんは「病気ばかり見るのではなく、患者という“人”を見て、患者が生きる“社会”に出なければ」とピンクリボン活動を行うNPO法人の代表理事の顔も持っています。
医師としての仕事の傍ら、姫路城や清水寺をピンクにライトアップしたり、福岡のドーム球場をピンク一色にするイベントなどを手掛けるなど、医療以外においても才能を発揮します。
大野さんが今、自分の使命と考えているのが、10年後20年後を見据えた「新たな乳がん治療法」を確立することです。
そのために必要な資金集めから、国内外の病院をまたいだ様々な交渉ごとなど、人に出会い、人を巻き込みながら「未来の患者さん」のために走り回る58歳の怒涛の日々を、番組は密着取材します。
番組終了後、詳しい内容は追記します。