2017年4月14日放送のアナザースカイ。ゲストは、テルマエ・ロマエの漫画で知られるヤマザキマリさん。彼女のアナザースカイは、フランス・パリ。
14歳で一人旅をした漫画家の原点がここにあります!美しい街パリにあるノートルダム大聖堂前広場の地下に、古代ローマ遺跡が眠っています。
番組では、ヤマザキさんがこの遺跡を丁寧に紹介していきます。
大量のチョコは創作活動に欠かせないほど大好きで、パリの人気ショコラ店を訪問します。
ヨーロッパ最大アングレーム国際漫画祭に参加したときのお話であったり・・
一人旅のゴールだったルーヴル美術館を再び訪れ、彼女の波乱に満ちた漫画家人生を語っていきます。
☆ 1967年4月20日生まれ 49歳
☆ 東京都出身
☆ 漫画家・随筆家
☆ 現在はイタリアに住んでます。
☆ 代表作は、テルマエ・ロマエ
☆ 2010年にマンガ大賞を受賞
☆ 第14回手塚治虫文化賞短編賞
☆ VOGUE JAPAN Women of the Year 2012受賞
☆ 2016年、芸術選奨文部科学大臣新人賞
☆ 母親(神奈川県出身)がヴィオラ奏者として札幌交響楽団に在籍していたことから、幼少期を北海道千歳市で過ごしました。
☆ 父は指揮者でしたが、幼少のころに亡くなりました。母親は現在も北海道千歳市に住んでおり、音楽教室を開いています。
☆ 学校はミッションスクールに通っていました。14歳の時、母親に勧めで1ヶ月間ドイツとフランスを一人旅しました。ドイツには母親の知り合いがいました。
この時、老齢のイタリア人陶芸家に出会い、旅の理由を話すと、「イタリアを訪れないのはけしからん!」と叱られました。
☆ この時に知り合ったイタリア人に招かれ、17歳のときにイタリアに行きました。
フィレンツェのイタリア国立フィレンツェ・アカデミア美術学院(Accademia di Belle Arti Firenze)で美術史と油絵を学びながら11年間をそこで過ごしました。
☆ 21歳の時、日本に一時帰国しました。ある日、スキー旅行に向かう道中、交通事故にあい全身打撲で肺胞が潰れるほどの重症を負ってしまいました。
乗っていた母親の新車は大破しましたが、スグに病院へ転送され、命は助かりました。本人曰く、事故後から意識があり、冗談を言っていたそうです。
☆ フィレンツェ在住時、学生アパートの隣室にいたイタリア人(詩人)と恋愛しました。妊娠発覚後、その詩人とは別れ、男児を出産してシングルマザーとなりました。
フィレンツェでの留学生活や、キューバでの生活などは、本人のブログや自伝エッセイ「世界の果てでも漫画描き」に綴られています。
☆ 現在、20歳になった息子は、一人でハワイに住んでいるそうです。
☆ 漫画を描き始めたキッカケは、生活費を稼ぐためでした。
☆ 1996年(平成8年)、イタリア暮らしを綴ったエッセー漫画でデビュー!
☆ 同時期イタリアから一時帰国し、北海道大学及び札幌大学でイタリア語の講師としても活動していました。
☆ 平行して北海道のローカルテレビ局札幌テレビ(STV)の番組『どさんこワイド』で旅行・温泉のレポーター、ラジオパーソナリティなども務めていました。
☆ 2002年(平成14年)、以前知り合ったイタリア人陶芸家の孫(のちに文学研究者)にあたる人と結婚しました。彼の留学先のエジプトのイタリア大使館での挙式でした。彼は14歳年下です。
☆ シリアのダマスカスや北イタリアで生活し、その後、ポルトガルのリスボンに移りました。
☆ しばらくして、夫がシカゴ大学で比較文学を研究することになり、今度はシカゴに転居しました。
☆ 現在は、イタリアに戻り夫婦仲良く暮らしているそうです。
☆ 古代ローマをモチーフにしたギャグ漫画『テルマエ・ロマエ』が、『コミックビーム』などに掲載されます。
☆ 『テルマエ・ロマエ』を描き始めたきっかけは、夫が「ローマ皇帝の名前を全員言えるほどの古代ローマおたく」で、日常会話でも古代ローマの話題が当たり前のように出ることに影響されたそうです。
テルマエ・ロマエII 予告編 (1分30秒)
パリのノートルダム大聖堂前広場の地下に、古代ローマ遺跡が眠っています。
古代ローマ時代の床暖房設備や日用品、中世の住居や店舗、18世紀の病院跡などが発見されました。
ローマ遺跡への入り口
出典:https://www.parisianist.com/en/attractions/museums/crypt-of-notre-dame
内部はこんな感じ
出典:https://www.parisianist.com/en/attractions/museums/crypt-of-notre-dame
14歳のときに始めてこちらの博物館を訪れ、それは衝撃的な出会いでもあったんでしょうね!
アナザースカイでは、パリにあるノートルダムの地下に眠る古代遺跡を紹介しながら、ヤマザキマリさんの波乱に満ちた人生を語ってくれます。
テルマエ・ロマエ原作者の彼女からどのような言葉が出てくるのか、楽しみですね!