静岡県東伊豆町の稲取温泉で、2017年1月20日から3月31日まで、「ひなのつるし飾り」が公開され、
「雛のつるし飾りまつり」が開催となりました。
これは、子供の健やかな成長を祈り、ウサギやモモ、稲取名産のキンメダイなど、布で作られた約40種類の縁起物の飾りをひな人形のまわりにつるす、という伝統行事です。
会場である稲取文化公園雛の館では、 1万1000個の華やかなつるし飾りで賑わいました。
この1万1000個のつるし飾りは、地元の人たちの手で一つ一つ丁寧に縫われたものです。
出典: http://24157873.at.webry.info/201203/article_3.html
江戸時代、高価な雛人形を買えるような家庭はそれほど多くはありませんでした。
せめて、娘や孫娘のために、お雛様の代わりにと、初節句を祝いたいという親心から生まれたのが、稲取の雛のつるし飾りです。
この祭りは、戦後までは盛大に行われていましたが、戦後になってモノが豊富に出回るようになってからは、廃れかけてきました。
近隣の町では、このようなつるし飾りを行う風習はありません。
稲取独自の美しい風習ということで、地元の稲取婦人会が、平成5年と6年に、婦人会クラブの一貫として復刻しました。
詳しいホームページは: 稲取温泉 雛のつるし飾りまつり
雛のつるし祭り
見どころマップ (マップをクリックするとPDFになります)
出典: http://www.inatorionsen.or.jp/hina_sp/map.html
稲取温泉旅館協同組合
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写真にあるつるし飾りは、と~っても華やかで美しいですね~!
間近で見てみたいです。 赤と金の彩りがとてもキレイです。
ひな祭りのとき、自分の家でもこのように手作りのものを吊るしたら、とっても素敵になりそうです。
昔も今も、親が子を想う気持ちに代わりはありませんね。
親は娘にスクスク育ってほしいと願います。
そして、お雛様のような美しいものを娘に託してあげたいと思うのも当然ですよね。
私自身、身近にこのような素晴らしい雛人形はありません。
でも、この雛かざりを見ることで、私自身とっても感動しました!!
このような雛飾りを、私に娘が出来た時は、雛人形や、つるし飾りを上手にアレンジして娘を楽しませてあげたいと思いました。