今日は、卓球選手女子の平野美宇さんについてお話します。
平野美宇選手は、2017年1月22日に、全日本選手権最終日が行われ、女子シングルスで優勝しました。
彼女は、16歳9か月の若さで、対戦する石川佳純選手に、4-2のスコアで
史上最年少という記録で勝利したのです。
2018年5月は、スウェーデンで開催された世界選手権団体戦において、準決勝の試合で相手の梁夏銀(韓国)に3-0で勝利し、3大会連続の銀メダル以上に貢献しました!
私は、2016年リオオリンピックのころから、石川佳純選手がすごいなぁ~と思っていした。
石川選手の絶対に勝ちに行く鋭い目と気迫に目を奪われていました。
ところが、その石川選手を打ち負かす選手の出現には、私もぶったまげた! でありました。
平野選手は、リオデジャネイロ五輪に落選し、とても悔しい思いをしました。
その悔しさをバネに、トレーニングを重ね、精神的にも本当に強くなっていきました。
出典: http://www.zimbio.com/photos/Miu+Hirano/2014+Asian+Games+Day+8/8PlRAlgGLA7
プレースタイルを見直し、より攻撃的なスタイルに変えていきました。
ウエイトトレーニングで下半身を鍛え、強い球を打てるように努力しました。
心も強くしていきました。
相手をすごい選手と思ったら勝てない
この精神力で石川選手との試合に臨み、第一試合から強打を打って行きました。
石川佳純選手は、
レシーブの1本目にスマッシュなんてありえない。
なんでこんなに攻められるのか
と、平野選手の勢いに勝てませんでした。
最後まで執念で戦いきった美于選手!
戦い切りました!!
調べてみると、平野家は、卓球一家です!!
平野美宇さんのお爺ちゃんは、平野光明さんという名前で
山梨大学名誉教授であり、数学者です。山梨医科大学で卓球部顧問をやってました。
父親は、平野光正さんで、内科医をされてます。
学筑波大時代に、全日本選手権で2回戦に出場しています。
母親は、平野真理子さん。
彼女は、元教師で、全国教職員卓球大会でベスト8に入りました。
平野美宇さんは、3姉妹の一番上。
下の妹は、世和ちゃん。
一番下の妹は、亜子ちゃん。
出典: http://stigatabletennis.com/en/players/miu-hirano-jpn/
平野美宇さんは、元々卓球をやりたかったわけではないそうです。
母・真理子さんの話によると、
真理子さんは、平野英才教育研究センター卓球研究部をされてました。
美宇さんは、小さい頃からこのように卓球に触れていたのですが、
寂しい思いもしてたそうなんです。
そして、母親の近くに居たいという理由で、卓球を始めました。
最初、卓球をするのは5分程度でしたが、だんだん時間が長くなってきたようで、
それから、卓球の面白さに気づき、2か月後には毎日練習するようになりました。
母親の真理子さんの美宇ちゃんに対する教育方針は、
決してスパルタではなく、
本人がやりたいと思えばやらせる!
というものだそうです。
父、母、祖父まで卓球に精通している家族なので
さぞ子供に対して厳しく教育しているのかぁと思って見たのですが、
そうではありませんでした。
https://www.instagram.com/p/Bl-gkU1ndBs/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=1u0obcao8edit
平野美宇選手は、2017年、エースである石川佳純選手を全日本選手権で破り、16歳9ヶ月という若さで日本ナンバーワンになりました。
卓球の技術、スピード、気迫、そして精神力を持ち、
海外の選手を打ち負かし、世界の頂点に輝く可能性を持っています!
2020年に行われる東京オリンピックではエースとして日本チームを引っ張ってくれるかも知れません。
今後の活躍を楽しみにしています!