2017年3月17日放送のアナザースカイは、
EXILEメンバーのUSA(ウサ)さんがゲスト!
USAさんの訪問地は、常夏の国・キューバです!
☆ 本名: 宇佐美 吉啓 (うさみよしひろ)
☆ 1977年2月2日生まれ 現在40歳
☆ 神奈川県横浜市出身
☆ 身長 177センチ
☆ EXILEの初期メンバー
☆ 2006年よりDANCE EARTHの活動を開始。
☆ 2015年12月31日にパフォーマーとして引退しました。
☆ EXILE Tetsuya、Dream Shizukaと USAの3人でDANCE EARTH PARTYをスタート。
☆ 現在は、プロダンサー、俳優、ナレーターとして活動されています。
EXILEの中でも、ダンスが一番うまいと言われているUSAさん。
本人は謙遜し、ダンス好き度では、一番かもしれない!と・・
番組では、白い帽子をかぶって登場。
本人は、帽子がとっても好きなんですって。
USAさん、キューバには2006年と2012年に渡航しています。
今回のロケで、3回目のキューバになります。
今回のキューバ訪問では、前回来た時と比べて、
街はそれほど変わってない感じです。
そして、人々は、みんな「陽気だな」ってのが第一印象です。
社会主義の国なので、閉ざされてるようなイメージだったのですが、
真逆! でした。
みんなが本当に楽しそうで、
音楽が溢れてて っていうことに驚きました。
サルサ、ルンバ、レゲトン などなど・・・
音楽があるれる街に、USAは魅せられました。
11年前に初めてキューバを訪れ、
変わらぬ空気がそこに漂っていました。
至る所に音楽が溢れてて、
夢のような国ですね!
どこで踊ってても 嫌な顔されないというか
違和感ないというか・・
☆
キューバといえば、
葉巻です。
前回来た時も、葉巻工場とか行ったんですけど
撮影がNGなところがほとんどで・・
葉巻工場 La Corona では、
撮影できる場所がありました。
特別に、超行きたい!
100年以上もの間、伝統的なキューバン・シガーを
生産してきた工場です。
La Coronaは、1902年に設立し、一日3万本の葉巻を生産しています。
工場で働く人たちは、手作業で葉巻づくりをしています。
USAさんも、やってみたい!と・・
工場にリクエスト。
それで、やらせてもらうことに!!
葉っぱは柔らかくて繊細だから、
初めての葉巻づくりは失敗に・・・
機械じゃ無理です。
人間の微妙な力加減が必要です・・
テイスティング・ルームで
葉巻を満喫します。
キューバに来てから
葉巻が好きになりました。
日本でもたまにリラックスしたいときとか
忙しいときは
葉巻を吸います。
普段は吸わないから、
大人の楽しみ!です。
最高ですね!
(日本に)帰りたくないっ!!
そして、日は暮れ・・
つぎに、
UP&DOWN バーに行きます。
ラムを飲みます。
驚きのうまさ!
甘~い香りが最高~
次はテキーラに舌鼓を打つ
世界中のお酒を飲んできましたが、
テキーラを飲んだ時が一番踊れるという!
「地球上で一番踊れるお酒」と
僕は呼んでいます。
SALUD!(乾杯)
好きが高じて、
2011年に
「テキーラ・マエストロ」を取得。
本当にパーティとかで楽しい時は、
2~3人で、2~3本空けることはありますね。
一人一本は確実にいってる
USAさん、
酒に酔うと店内で踊り始めました・・
2006年
キューバ初訪問のときは、
不安と苦悩を両手いっぱいに抱えての
旅でした。
表現者としての苦悩・・
ぶっちゃけ、
EXILEが第1章と言われた時期に
ボーカルが脱退してしまい
グループとしての活動ができない頃なんです。
1999年
J Soul Brothers結成
2001年
EXILEとして活動開始
皆同じ高みを目指し、
夢はどこまでも続く!
そう思ってた。
しかし
2006年
ボーカルが脱退
グループは機能不全に陥りました。
ショックだったというか
今までやってきたことが
もっとこの先の叶えたい夢みたいなのが
一瞬でスパッと終わったときに
何か考えさせられるものがあったんですよね。
その時に何かこう
これからは一人一人が もっと
自分の足で立ってられるようにして
その一人一人が集まるからEXILEってのは
強いグループになるっていうのを
目指したいっていう風にみんなで話してました。
そして、メンバーはそれぞれ
活動を強化しました。
USAさんもはじめて
グループではなく
己を向き合うことを余儀なくされました。
大波小波、
寄せては返す焦燥感
みんな色んなドラマに出たり映画やったり
モデルをやったりバラエティに出たりとか
それぞれ活動しだした時に
やっぱり自分も正直焦りはあったし
「俺はどうやってこの人生を生きていくべきだろう」
っていうのをすごく考えるときはありましたね。
自分には、
「一人で何ができるだろう」
っていうのが、
明確なアイデアがまだなくって・・
自分の心に問いただしていくと
真ん中にいつも
「ダンスが大好き」
っていうのがあるんです。
だったら、世界中に溢れてる
ダンスにもっと触れて
動きながら考えようって思って
飛び出したのが、ここだったんですね。
自分には、ダンスしかない!
2006年に
キューバを訪れました。
何か新しいものに出逢いたい
何か新しい踊りに出逢いたいっていう欲求が
結構強かったかもしれないですね。
アメリカのHIPHOPをずっとやってきて
そこからすごく遠い所に行きたいなというか
キューバってその当時アメリカと国交なかったりもして
独自の文化が開いてるカリブの島っていうイメージがあったので
何か楽しい音楽で出逢えるんじゃないか
みたいな予感だけで来た感じですね。
予感は的中。
思いがけない出逢いが・・
楽しい音楽に出逢いました!
「ヨルバ・アンダボ」
世界最高峰のルンバチーム
2006年
ヨルバ・アンダボのリーダーの自宅を訪れました。
リハーサルをやっているという所に
遊びに行ってですね、
ある意味それがちょっとしたオーディションだったのかもしれないんですけど、
これ受け入れてくれてるのかなってのは
半信半疑のまま踊りだして・・
でも、本当に音楽に身を委ねていくうちに
パーカッションの人たちとも目があったりして
音と体がリンクしたときに
「イエー!」っていう笑顔で反応が分かったので
そこから自分もどんどん安心して乗っていって
踊り終わったときには
すぐハイタッチとハグになりました。
その場で意気投合!
ステージに飛び入り参加。
USAの実力を認めた彼らは
初対面にもかかわらず
グループの一員として扱ってくれた。
そして、わかった。
ダンスなら、繋がることができる!
言葉がわからなくても、
踊れば、繋がれる!
そして、
11年ぶりに
「ヨルバ・アンダボ」を訪ねる。
ここで、皆さんと
音楽を聴きながらルンバのステップを教えてもらったり
そこでも、多分踊ったと思うんですけど
皆さんの音楽を聴いて
すごいカッコいいなって思いました。
ヨルバ・アンダボのメンバーは、
USAは良い!
ルンバの血が流れているようだった!と言います。
たくさんの人が彼に驚かされました。
みんな彼がルンバを踊るなんて想像していなかったので
すごく動きが静かで滑らかでした。
彼らとの出逢いから生まれた夢
キューバに来たときに
踊りや音楽で繋がれた。
この経験があったからこそ
踊りを通じて世界の人と繋がっていく!
もっともっと世界中にあふれているリズムに触れたいっていう
本当に、この旅が、そう決めさせてくれました。
キューバから
世界を踊り歩く旅が
はじまりました。
DANCE EARTH
「世界を繋ぐ」というテーマで
プロジェクトをスタートさせました。
この10年あまりで、
踊った国の数は15を超え
DANCE EARTHは、ライフワークになりました。
そして、その土地土地のリズムを、ステップを
体で憶えました。
そうなると、自分のダンスってのは変わってきましたか?
そうですね、本当に一つの国の旅をすれば
確実に自分の動きも変わってきて
マインドも変わってきました。
世界まわってて、一番感じることは何?
どこの国もどこの民族も
誇りをもって、自分たちのダンスはこれだよって
見せてくれるってのに
感動しました。
と、同時に、
あなたのダンスは何?って聞かれるんです。
世界をめぐり、
2012年に再びキューバに戻ってきたとき
忘れられない出来事がありました。
2011年に、カストロ前議長の講演がありまして
なんと!すごく運がいいことに
そのステージ上で、カストロさんに
日本からのお土産を渡すという
役を貰えたんですね。
まぁセキュリティーも厳しく
全部体もチェックされ
「お土産を渡すという行為以外 一切アドリブ禁止な」
っていうのを念押しされ
ステージ上に上がりました。
でも、なぜかカストロさんは、僕がダンサーだったってことを
聞いたらしくて、
お土産を渡した瞬間に
「ちょっと踊ってみてよ」って言われて
いきなり来た!と思って
そんな中、ものすごいしょぼい踊りしか
できなかったっていう
苦い思い出があります。
当時、その状況でビビッて
踊れなかったというのもありますけど
自信を持って見せられる踊りが
まだ自分の中で完成されてなかったんですね。
日本から来た僕がいきなりHIPHOPガシガシ踊っても
アメリカの踊りでしょ!って言われて
なんかおしまいな気もしたし・・
何も知らないか俺 日本のことって思って。
2013年翌年に
日本の祭りを15か所くらい踊る旅をしたんですよね。
世界を巡ったから、辿り着いた
もっと自分の国の「踊り」を知らなければ!
2013年
今度は日本全国の祭りを巡る旅に出た。
世界からみた日本のイメージって
「日本人ってシャイであまり踊ったりしない民族なんでしょ?」
って言われることが多いんです。
だけど、日本には
「八百万の神」といって
すべてのものに神が宿るという教えが昔からあって
その神様の数だけ
お祭りや踊りがある。
こんなに種類がある国って
他に中々ないんじゃないかなって
もしかしたら世界一
踊る国なんじゃないかなって思って
日本の踊りを知り
新たな欲求が芽生えた。
400年以上続いてる阿波踊りなんかも
素晴らしいなと思うと同時に
400年前に誰かが始めた事だよな
一番はじめに「これいいよな」っていう
動きがあったと思うんですよ。
なんか感動したと同時に
この時代生きてる俺たちも
新しい踊りとか祭りを生み出したいって
想いが強くなって
自分たちで踊りを作った!
「DANCE EARTH」
スタートから11年。
40歳の節目に訪れた原点。
憧れの地、キューバに帰ってきた。
祭りを巡り、新たに身に着けた
日本の踊りを踊るために・・
NEOZIPANG
~UTAGE~
EANCE EARTH PARTY
音楽が流れます♪
今なら、胸を張って踊れる
旅をしながら
自らアップデートし続けてきた
キューバは、訪れるたび
成長を確認できる
いわば物差し!
これからも踊り続ける
そして、躍らせ続ける!
国境も言葉の壁も超え
世界中の人々の心を
ルンバチーム「ヨルバ・アンダボ」と共演
「ルンバは本当に世界のリズムの中でも
一位二位くらいに難しい」
僕らはエイトビートに慣れているので
どこがワンツーとか、手をたたくとことか
だいたい分かるんですけど
ルンバは未だに理解できてないかもしれない・・
激しい踊りで、モモがパンパンになります・・
会場は、集合住宅の広場が、今日のステージです。
でも、なんかすごい良いですね。
ダンスフロアがここっていうのは
なかなか来れない
ビッグイベントとあって
住民たちが集まってきました。
本番スタートです。
踊りは、ほんとうに国境・宗教・言葉も超えてというか
世界中の人たちに流れる心の底の温かいもので
繋がれるっていうような感覚があったので
踊りさえあれば、世界の人と繋がれると信じてますね。
次第に観客の住民たちもダンスに参加
そしていつしか、フェス状態に・・
世界が音楽に溢れている
それに身を任せれば
心から笑いあえる
この一体感こそが
ダンサーUSAが追い続けてきたもの
「ヨルバ・アンダボ」のメンバーに対して
今回、こういう場所を与えてくれて
本当にありがとう
と伝えるUSAさん
メンバーはUSAに
ヨルバ・アンダボには、
もうひとつのあなたの家があります
今のままでいてください!
と答えたのです。
最後に、
USAさんにとってキューバとは
どういった場所ですか?
キューバは、僕のダンス人生に革命を起こしてくれた場所です。
と返答しました。
EXILEでダンサーとして活動されてたUSAさん。
彼のDANCE EARTHの活動がどのように発展していくのか
とても楽しみです。